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2009年12月10日

背番号「2」に誓う 城島超え 10代開幕スタメンだ 今宮

狙うぞ、10代開幕スタメン!! 福岡ソフトバンクのドラフト1位ルーキー、今宮健太内野手(18)=大分・明豊高=が「城島超え」を宣言した。福岡市内のホテルで9日、新入団会見が開かれ、母校の大先輩でもある阪神・城島健司捕手(33)がホークス時代につけていた背番号「2」を継承。現役最強捕手でも成し遂げられなかった10代開幕スタメンへの決意を示した。プロ人生を力強く踏み出した身長171センチの「小さな巨人」が新たな“背番号2伝説”を紡ぐ。

 運命に導かれるように栄光の背番号を背負った。真新しいユニホーム姿で現れた今宮は、壇上で秋山監督と力強く握手をした。「不安もあるけど城島さんを超えないといけない。期待を裏切らないようにしたい」。常勝ホークスを築いたスーパー捕手の代名詞。退団後は「空き番号」になっていた「2」が5年ぶりにあるじを変えてよみがえった。

 「2=城島」のイメージを塗り替えるのは簡単ではない。ただ、ひるむつもりもない。「2番といえば今宮、とファンに覚えてもらえるようなプレーを見せたい」。真っ先に掲げたのは、その城島も果たせなかった10代での開幕スタメンだ。「1年目はまず体を鍛えて、2年目に勝負できるように準備したい」。高校の先輩を超えるスピード出世を誓った。

 城島は王貞治監督(当時)就任1年目だった1995年に入団。1年目に1軍昇格を果たし、プロ初安打と初打点をマーク。2年目は2軍正捕手として実戦経験を積み、3年目に開幕マスクをかぶってからスター街道を駆け上がった。今宮も、川崎-本多の鉄壁二遊間コンビに割って入る戦いが厳しいのは承知している。「若い選手が多いけど、あこがれでなくライバルとして競いたい」

 意識する“お手本”は巨人の若きスター、坂本だ。高卒2年目の08年に「8番・二塁」で巨人では松井秀喜以来、14年ぶりとなる10代開幕スタメンをつかんだ。同僚の故障や不振で空いたポジションを逃さなかった。「刺激になる。坂本さんはきっかけをつかみ取った。一番大事なこと。自分も準備して一度のチャンスを逃さないようにしないと」。川崎は順当なら来季中に国内フリーエージェント(FA)、11年には海外FA権も取得する。「川崎さんの次ではなく、抜けるように頑張ります」と意気込んだ。

 プロで戦う準備として、これまで封印していた筋力トレーニングを始め、上半身を強化中。「初めてなのできつい」とこぼしながら、その苦しみがパワーアップにつながる手応えも感じている。

 1軍の舞台で夢見るのは城島との“背番号2対決”だ。「交流戦で城島さんと対戦したら盗塁を決めたい」。50メートル走は6秒1でも、走塁技術を磨き上げて球界屈指の鉄砲肩に真っ向勝負を挑む。プロでの目標は通算3000安打。「小さな巨人」が背番号2に新たな伝説を加える。



Posted by eroto193  at 11:08 │Comments(0)

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